Music DESIGN
音楽をデザインする
①クラシック音楽とヨーロッパの都市めぐり、東京音楽大学での講義から
ヨーロッパの人たちは、クラシック音楽はヨーロッパ文明の産物だと理解しています。音楽は、欧州の歴史と密接に結びついて発展してきました。ギリシャ・アテネの劇場(Theater)から始まり、ヨーロッパのさまざまな都市の芸術の影響を受けながら、その風土の違いがモザイクのように重なって、現在の音楽の形になっています。そんな歴史の香りのするプレゼンをどうぞ楽しんで下さい。下記をクリック。
(いくつか東京音大の授業資料が付きますが、英語の授業なので、テキストは英語です。)
タイトルをクリックすると資料が出てきます
後に続く・・・
②Music entrepreneur 〜音楽起業家をどう育てるか〜
「音楽で未来をデザインしよう」企画のスタート
音楽を目指す人たちは、一つの楽器の演奏技術を職人技巧レベルまで高めるために膨大な努力をする必要があります。
そのため、音楽を社会のなかでどう役立ているかということに十分な時間をかけられません。また、音楽の普及活動は、音楽の専門家が音楽好きの人たちのためにコンサートを企画するのがメインです。
私の講義では、音楽を楽しむ環境をもっと広げるために、画期的なコンサート企画を東京音大の学生さんと一緒に、練ってみました。題して、「音楽で未来をデザインしよう」。
2020年度は、東京音大のクラスで、12個のコンサート企画が出来上がりました。その中から、数点をご紹介します。
Concert planning
東京音楽大学 MLA(ミュージックリベラルアーツ学科学生)とのコラボ企画
第一弾は MUSIC for TEAです。
日本茶×クラッシック
紅茶×クラシック の二種類あり。
日本茶と一緒に
1.煎茶(造りこみ茶):まろやかな味わい、飲みやすい
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調より第2楽章
2.煎茶(深蒸し茶):強い苦みの中に甘み、濃厚な味わい
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調より第1楽章
3.ほうじ茶:香ばしく、まろやか 後味はすっきり
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調より第1楽章
4.玄米茶:玄米特有の香ばしさ、後味は煎茶に近い
ボロディン:弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調より第3楽章
紅茶と一緒に
1. アッサムティー
ピアノソナタ第8番 ハ短調 作品13 『悲壮』 第二楽章 /ベートーベン
2.アールグレイティー
ドゥムカ ロシアの農村風景/ チャイコフスキー
3. ミントティー
美の島 / ドビッシー
陽はガンジス川から /スカルラッティ
4.カモミールティ―(ミルク入り) プラス ビターチョコ
ワルツOP69-2 / ショパン
第2弾 MUSIC for ITALIAN CUISINE イタリア料理に合わせる音楽