竹内 佐和子

パリ滞在が長く、留学はパリ大学博士課程や応用数理経済研究所。３０代後半は、Ponts et Chausses ポンぜショセ校というとてもユニークな理工科エリート養成校で教鞭をとる。40代後半、東京大学大学院工学系研究科助教授に転身、工学と経済学の分野で二つの博士号を取得した。その後、国際舞台で活躍したいと世界銀行コンサルタントに転身、中国の都市インフラ設計などを担当した。その後外務省参与・大使として活動、京都大学客員教授を経て2011年からのパリ文化会館館長として文化外交の最前線へ。

現在、東レエンジニアリング株式会社で技術顧問を務め、他方東京音楽大学特任教授を務める。小さいときからピアノ練習に明け暮れたので、音楽の仕事は気に入っている。最近、東京大学先端科学技術開発センターと東京音大リベラルアーツ学科の提携をまとめ、科学と音楽がどう接近できるのか、音楽がどう脳の働きと関係しているかを話し合う音楽サロンを開始する予定。